「Shake it up, baby」って何?|ビートルズと“シャケナベイベー”のルーツを辿る

こんにちは
シャケナベイベーナウ管理人です。

「シェケナベイベー!」
故内田裕也さんがよく使っていたこのフレーズ、この独特な響き、一度は聞いたことがある人も多いはずです。

そして、シャケナベイベーという名前を見て、

「あ、シェケナベイベーっぽい」

と思った人もいるかもしれません。
実はこの言葉、ただの勢い系フレーズではありません。

そのルーツを辿ると、1960年代アメリカのR&B文化、そしてビートルズへと繋がっていきます。
今日は、鮭から離れて、そんなネタです。

元ネタは『Twist and Shout』

「Shake it up, baby!」

というフレーズが有名になったのは、『Twist and Shout』という楽曲です。
日本ではビートルズ版が特に有名ですが、実はこの曲、ビートルズのオリジナルではありません。

本当の始まりは1961年。
『Twist and Shout』を最初に録音したのは、「The Top Notes」(ザ・トップ・ノーツ)というアメリカのグループ。1961年のことでした。
作詞作曲は、Phil Medley(フィル・メドレー)、Bert Berns(バート・バーンズ)によるもの。
ただし、この時点ではまだそこまで大ヒットしていません。

“熱狂の曲”に変えたのはThe Isley Brothers

この曲を一気に有名にしたのが、The Isley Brothers(アイズレー・ブラザーズ)です。
1962年版では、シャウト感、ソウル感、ゴスペル的熱量が大幅に強化されました。
現在イメージされる“熱狂型Twist and Shout”は、実はこのバージョンが原型です。

つまり、「Shake it up, baby!」を“盛り上がる言葉”として世界に広めたのは、実質的にはThe Isley Brothersだったとも言えます。

そしてビートルズへ

1963年、ビートルズがこの曲をカバー。
特に有名なのが、ジョン・レノンの全力シャウト。
当時、喉が限界状態だった中、アルバム最後に録音されたと言われています。
その“壊れそうな勢い”が逆に伝説となり、ビートルズ版=決定版として世界中に広まりました。

“Shake it up”ってどういう意味?

直訳すると、Shake = 揺らす、it up = 盛り上げる。

つまり、

「ノッていこうぜ!」
「騒ごうぜ!」
「ブチ上がろう!」

みたいなニュアンス。
これは、単なる言葉ではなく、1960年代ロックンロール文化そのものです。

なぜ「シェケナベイベー」になったのか?

日本では昔から、英語が独特のカタカナ文化に変換されてきました。

例えば、Rock’n Roll(ロケンロール)、 Thank you(サンキュー)のような感じです。
その流れの中で、Shake it up, babyが、シェケナベイベーのように聞こえ、昭和〜平成のバラエティ文化で定着していきました。

そして「シャケナベイベー」へ

ここで少しだけ、シャケナベイベーの話。
「シャケナベイベー」は、Shake → シャケ(鮭)、baby → ベイベーを掛け合わせた名前です。単なるダジャレに見えるかもしれませんが、その背景には、ロック、熱狂、ノリ、勢いという文化があります。
しかも“Shake”には、

  • 揺さぶる
  • 心を動かす
  • 熱狂させる

という意味もあります。
つまり、「ココロ震えるサケる衝動」というコピーとも、実はかなり深く繋がっています。

『Twist and Shout』は“時代そのもの”だった

当時アメリカでは、「ツイスト」が社会現象化していました。つまり、『Twist and Shout』は、単なる音楽ではなく、「踊れ!騒げ!盛り上がれ!」という時代の空気そのものだったんです。
だからこそ60年以上経った今でも、あの「Shake it up, baby!」には、不思議な熱量があります。

まとめ

「Shake it up, baby!」は、ビートルズだけの言葉ではありません。
その奥には、アメリカR&B、ソウル、ロックンロール、ダンスカルチャーという巨大な音楽文化があります。

そして、その流れの中で生まれた「シェケナベイベー」。
さらにそこから派生した「シャケナベイベー」。

つまりこの名前、
実は“ロックのDNA”をちょっとだけ受け継いでいるのかもしれません。

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